| 地点名 | 
    この1題・登場回数 | 
    位 置 | 
    備 考 | 
      写真と撮影年 | 
    
  
    | 帝塚山 | 
    てづかやま | 
    愛宕山(青小南:11) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区帝塚山西2 | 
    帝塚山古墳.4世紀末から5世紀はじめに築かれた前方後円墳.1893年に明治天皇が閲兵して以来,帝塚山と呼ばれる.大阪の低山の一つとして知られているものの,住吉村常盤会が所有しているため,登頂はできない.標高は20mほどだが,比高は茶臼山よりもかなり低い. 
"どんぐり山に、茶臼山に、帝塚山"(愛宕山) | 
    帝塚山古墳 | 
      | 
    2022 | 
  
    
    | 住吉街道 | 
    すみよしかいどう | 
    住吉駕籠(三一上方1:13) など 12件5題 (上方12件) | 
    住吉区など | 
    紀州街道の一部で,大阪から住吉大社へつづく.別項の三文字屋などの料理屋があって繁盛した.名産には,渡唐屋のごろごろ煎餅があった.ごろごろやとはかみなりか稲妻の嬶がやくのもととやせんべい. 
"住吉街道の雲助というのは。これは東海道あたりと違うて褌一本ではお客が嫌がって乗ってくれません"(住吉駕籠) | 
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    | 住吉新家 | 
    すみよししんや | 
    箒屋娘(青小南:08) など 4件2題 (上方4件) | 
    住吉区東粉浜2,3あたり | 
    住吉新家(すみよししんけ).住吉参詣の人が立ち寄り,大いに繁盛したが,交通の発達とともに衰微した. 
"新家へ参りますと、この辺は茶店がずらァ…り並んでおりまして"(箒屋娘) | 
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    | 分銅屋 | 
    ふんどうや | 
    住吉駕籠(三一上方1:13) など 4件1題 (上方4件) | 
    住吉区東粉浜か | 
    住吉新家の料理店.街道の北の方にあった.メニューは,玉子の巻焼き,海老の鬼殻焼き,烏賊の鹿子焼き,やきやきのようなもの. 
"ときに駕籠屋ちょっと分銅屋で一杯飲ってきたんじゃ、どうもこうも面白うてたまらぬ"(住吉駕籠) | 
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    | 恵比須屋 | 
    えびすや | 
    住吉駕籠(三一上方1:13) など 3件1題 (上方3件) | 
    住吉区東粉浜か | 
    こちらは名前だけしか出てこない. 
"分銅屋、恵比須屋というようなところで一杯召し上がったと見えて"(住吉駕籠) | 
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    | 三文字屋 | 
    さんもんじや | 
    住吉駕籠(創元米朝5:01) など 6件2題 (上方6件) | 
    住吉区東粉浜3-28か | 
    住吉新家の料理店.住吉警察署の位置という.今はなし.『摂津名所図会』の挿絵では,街道に面した座敷が開け放たれ,大きな銅釜に湯がたぎっている.後ろには,お膳が山と積まれていて,いかにも繁昌しているさまが描かれる. 
"上がっとくなはれ言うて、三文字屋へ上がったン。……酒持ってこーいちゅやっちゃ"(住吉駕籠) | 
    住吉新家三文字屋貸食店(摂津名所図会) | 
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    2021 | 
  
  
    | 伊丹屋 | 
    いたみや | 
    住吉駕籠(三一上方1:13) など 3件1題 (上方3件) | 
    住吉区東粉浜3か | 
    住吉新家の料理店.三文字屋の向かいという.この2軒が有名どころで,どちらも今はなし.『摂津名所図会』の挿絵では,三文字屋とは対照的に,落ち着いた座敷を題材としており,巨松の生えた庭を散策する客が描かれている. 
"その頃おいの三文字屋、伊丹屋というような大きなところ"(住吉駕籠) | 
    住吉新家伊丹屋柏戸坐敷庭前(摂津名所図会) | 
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    2021 | 
  
  
    | 丸太格子 | 
    まるたごうし | 
    三枚起請(三一上方2:05) など 3件1題 (上方3件) | 
    住吉区東粉浜か | 
    住吉途中.住吉名物の煮売屋.『花の下影』では,ほろ酔い加減で暖簾をくぐって出てきた客が描かれ,行灯には酒でんがくと書かれている.解説(朝日新聞阪神支局,清文堂出版 (1986))には,住吉大社の約1町北にあり,鯡,棒鱈,むし蛤が名物だとある. 
"この前住吉へ行った時一緒に丸太格子で一杯飲んだやろうがな"(三枚起請) | 
    丸太格子(花の下影) | 
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    2021 | 
  
  
    | 天神 | 
    てんじん | 
    黄金包(駸々堂 (1890)) | 
    住吉区住吉2-3か | 
    猫と鼠の化物が活躍する明治期の怪作長篇,「黄金包」に出てくる.勝間付近には,3つの天神社がある.天満宮(岸里東2-3),勝間街道に近い上の天神(玉出西2-1),奥の天神(住吉区住吉2-3)が候補となる."此の奥"の文句を,奥に位置すると読むか,"奥の天神"と読むかはっきりしない.上の天神の祭神には,少彦名命,蛭児命とならんで,菅原道真命が併記されており,奥の天神は独立した社殿が建てられている.字義どおり,奥の天神の写真と位置をあげた. 
"此の奥の天神へ這入る角に待合茶屋が御座います"(黄金包) | 
    生根神社奥の天神 | 
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    2023 | 
  
  
    | 住吉の鳥居前 | 
    すみよしのとりいまえ | 
    莨の火(三一上方1:30) など 9件5題 (上方9件) | 
    住吉区長峡町あたり | 
    住吉一の鳥居門前.阪堺電車の駅名にも,住吉鳥居前とつけられている.交差点南西角にあった伊賀屋という茶店の主人が,下駄履きでチリトリ持ってゴミを捨てに来た人物とされる. 
"住吉の鳥居前で駕籠屋が二人ぼんやりしている"(莨の火) | 
    住吉鳥居前電停 | 
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    2023 | 
  
  
    | 住吉 | 
    すみよし | 
    住吉駕籠(創元米朝5:01) など 19件13題 (圓朝2件, 東京4件, 上方13件) | 
    住吉区 | 
    住吉踊りの絵葉書を載せる.天蓋のついた大傘の柄を竹で叩きながら拍子をとる人物の周りを,笠をかぶり団扇を持った僧服の四人が屈んだり跳びはねたりしながら回転する.今も正月には,住吉踊りを模した縁起物が授与され,少女が演じ手となって奉納される.神事だった住吉踊りが大道芸にアレンジされ,江戸にも伝わって,かっぽれに変化したという.噺家の住吉踊りが夏の風物詩だった時期もあった. 
"三十石で大阪へ下って、北の新地から南地、とうとう住吉まで足を延ばしてしもた"(住吉駕籠) | 
    浪華名物住吉踊(絵葉書) | 
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    2021 | 
  
  
    | 岸の姫松 | 
    きしのひめまつ | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区 | 
    特定の木ではなく,住吉社頭や住吉街道に沿った松を広く指すらしい.住吉踊りの文句も,"住吉さまの岸の姫松めでたさよ……".江戸時代から,すでに松原は次第に少なくなっていった.蜀山人の狂歌に,"住吉の新田ふえて年々にあとずさりする岸の姫松".住吉高校(阿倍野区北畠2)のグラウンド脇に,岸の五本松と呼ばれる松がある.1本枯れて,今は4本の松が並んでいる.区は違うが,その現況を掲げる. 
"住よしさまの岸の姫松めでたさよ"(すみよし茶屋) | 
    岸の姫松五本松 | 
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    2021 | 
  
  
    | 住吉大社 | 
    すみよしたいしゃ | 
    しまつの極意(創元米朝6:12) など 31件17題 (東京4件, 上方27件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    全国の住吉神社の総本社.祭神は住吉大神三柱と神功皇后.航海の神様であるとともに,「西行」の夢に現れる和歌の神様としても知られている.住吉さんにお詣りする落語は,「住吉駕籠」「始末の極意」「箒屋娘」「せむし茶屋」などがある.四社の社は,三社が縦に一社が横にならんでいる.これすなわち,魚鱗鶴翼八陣の構え,となると「八問答」になる.本殿はすべて国宝指定され,住吉造りとよばれる様式で造営されている.すべてお詣りせずとも,「始末の極意」にならってご一統さんにお賽銭.2025年に桂米朝の顕彰碑が建てられた. 
"住吉さんへ参詣をして、四社の社ことごとくに、お賽銭を上げて拝んで回って"(しまつの極意) | 
    住吉大社 | 
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    2004 | 
  
  
    | 住吉大社:石の鳥居 | 
    いしのとりい | 
    大阪名所 四季の夢(三一上方2:31) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    住吉大社門前の鳥居か,石段上にある角柱でできた住吉鳥居が有名.四角は四社の社を指すともいう. 
"四社へ参詣をして石の鳥居を出ると"(大阪名所 四季の夢) | 
    一の鳥居 | 
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    2023 | 
  
  
    | 住吉大社:往合の森 | 
    ゆきあいのもり | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) など 2件2題 (圓朝1件, 上方1件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    住吉大社の社頭の森だという. 
"風かようかたへに露やこぼるらん、夏と秋との往合の森"(すみよし茶屋) | 
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    | 住吉大社:絵馬堂 | 
    えまどう | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    以下ずっと,住吉大社をお茶屋に見立てた新作落語の例になる.絵馬堂は,一の鳥居をくぐった左右にあり,絵馬と額が掲げられている.本文の"額の小三"のシャレは,もはや調べない限りわからないだろう.小三金五郎の2人が出てくるジャンルの芝居があり,芸者小三は額絵馬を奉納するのがお決まりになっている. 
"阿呆らしい絵馬堂やがな。額が出てるやろ、額の小三と言うてな"(すみよし茶屋) | 
    絵馬堂 | 
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    2023 | 
  
  
    | 住吉大社:神馬堂 | 
    しんめどう | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    白馬(あおうま)が飼われており,1月7日の神事に牽き出される.神馬堂の豆をあてに,御手洗の水を飲めと言われる. 
"そこに神馬堂にお馬のまめがあるやろ"(すみよし茶屋) | 
    神馬堂 | 
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    2004 | 
  
  
    | 住吉大社:反橋 | 
    そりはし | 
    卯の日詣り(創元米朝7:15) など 3件3題 (東京1件, 上方2件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    住吉大社を象徴する太鼓橋.とはいえ,用例は,「卯の日詣り」のほかは,「祇園会」と新作の「すみよし茶屋」しかない. 
"えエ、住吉名物や。反り橋を渡りまひょか"(卯の日詣り) | 
    反橋 | 
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    2025 | 
  
  
    | 住吉大社:誕生石 | 
    たんじょうせき | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    反橋の東北詰にある.源頼朝の不興を買った丹後の局が,この石の所まで来て,後の薩摩国主,島津忠久を生んだという. 
"これが誕生石丹後のお局がここで"(すみよし茶屋) | 
    誕生石 | 
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    2023 | 
  
  
    | 住吉大社:大雅堂のかいた燈籠 | 
    たいがどうのかいたとうろう | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    池大雅の筆による燈籠.本殿石段下にあり,表示もされている. 
"これが大雅堂のかいた燈籠"(すみよし茶屋) | 
    池大雅の燈籠 | 
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    2023 | 
  
  
    | 住吉大社:子持狛犬 | 
    こもちこまいぬ | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    本文では,本殿近くに描かれているが不明.写真の子持狛犬は住吉公園入口にあり,住吉名勝保存会が建てたもの. 
"ソレこれが子持狛犬。子持の芸妓はんなんて色気がないな"(すみよし茶屋) | 
    子持狛犬 | 
      | 
    2023 | 
  
  
    | 住吉大社:釘無堂 | 
    くぎなしどう | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    第一本宮裏にある南北高倉のこと.校倉造りで,釘無宝庫と呼ばれる.国重文.本文にある"セイロウ"が何を指しているか不明.妓楼を意味する"青楼"にかけている. 
"ソレこれが釘無堂、これがセイロウといふので"(すみよし茶屋) | 
    高倉 | 
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    2023 | 
  
  
    | 住吉大社:万年社 | 
    おもとやしろ | 
    顔の火事(サンデー毎日:10(9),(1931)) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    侍者社(おもとしゃ).「顔の火事」は,上方版の「王子の幇間」になる.幇間が大阪中を連れ回されるルートの中で,住吉大社にも立ち寄っている.侍者社は,夫婦和合と安産の神様で,社殿内の座敷には多くの裸雛が奉納されている. 
"住吉へ行かうと、万年社から北の門を入つて、五社を参詣して"(顔の火事) | 
    おもと社 | 
      | 
    2022 | 
  
  
    | 住吉大社:御田 | 
    おんだ | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    境内南側の神田.6月14日に田植神事が行われる.堺乳守(三枚起請)の遊女が植女に奉仕し,後に新町の遊女が行った.だから,新町の遊女に会えると喜んでいる.今は,揃いの衣装で飛び跳ねる子供の住吉踊りが奉納される.重要無形民俗文化財. 
"これは御田。ヤレ有難いいよいよ新町の妓にあえますな"(すみよし茶屋) | 
    御田 | 
      | 
    2023 | 
  
  
    | 住吉大社:初辰 | 
    はつたつ | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    楠珺社(なんくんしゃ).千年楠と夫婦楠の間にある商売繁盛の神様.月の初めの辰の日が縁日で,初辰さんと呼ばれる.招き猫が羽織(今は裃)を着ており,芸者が一本立ちするようにとの祈願.初辰まいりを4年間続けると,四十八辰(始終発達)となる. 
"これは猫の人形やおまへんか(中略)何言うてなはるのや、初辰さんやおまへんか"(すみよし茶屋) | 
    初辰さん招き猫 | 
      | 
    2022 | 
  
  
    | 住吉大社:石の舞台 | 
    いしのぶたい | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    天王寺,宮島とともに日本三舞台の一つ.重文.金属製の柵が,石舞台には似合わない. 
"これが石の舞台、サア一つ舞台で舞ひんか"(すみよし茶屋) | 
    石舞台 | 
      | 
    2023 | 
  
  
    | 住吉大社:楽所南門 | 
    がくしょなんもん | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    石舞台の南に,東西楽所にはさまれた南門がある.豊臣秀頼公の命で,片桐且元の造営になる.重文. 
"これが楽所南門(中略)ソモ慶町十一年豊臣秀頼公の御寄進にかかり"(すみよし茶屋) | 
    楽所南門 | 
      | 
    2023 | 
  
  
    | 住吉大社:鵲橋 | 
    かささぎばし | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6 | 
    石舞台池の東にある石橋.案内はなかった.裏に文字が彫られているという.柵ができて,近づけなくなっていた. 
"鵲橋には的山"(すみよし茶屋) | 
    鵲橋 | 
      | 
    2004 | 
  
  
    | 住吉大社:ちりやたらり | 
    ちりやたらり | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) など 2件2題 (圓朝1件, 上方1件) | 
    住吉区住吉2-6か | 
    住吉大社一之社から約1町南東という. 
"知利也、多羅里、鵲橋"(すみよし茶屋) | 
      | 
      | 
      | 
  
  
    | 住吉大社:的山 | 
    まとやま | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6か | 
    以下4項は不明.鵲橋と併記されている.このあたり,戦後に御滝を造成したために,様子が変わってしまったかもしれない. 
"鵲橋には的山"(すみよし茶屋) | 
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      | 
  
  
    | 住吉大社:八ツ橋石 | 
    やつはしいし | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6か | 
    浅沢名物かきつばたと関係するか.住吉境内東南端のように読める. 
"八橋門、八ツ橋石、その下を流るるドンドン川"(すみよし茶屋) | 
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      | 
  
  
    | 住吉大社:八橋門 | 
    やつはしもん | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6か | 
    境内にそれらしい門はない. 
"八橋門、八ツ橋石、その下を流るるドンドン川"(すみよし茶屋) | 
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    | 住吉大社:ドンドン川 | 
    どんどんがわ | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区住吉2-6か | 
    八ツ橋石の下を流れるという.となるとちりやたらりと同じく細溝になる. 
"八橋門、八ツ橋石、その下を流るるドンドン川"(すみよし茶屋) | 
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    | 浅沢の池 | 
    あさざわのいけ | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区上住吉2 | 
    浅沢小野の杜若が有名だった.浅沢社の周囲の小池に菖蒲を再生しようとしている. 
"サアサアもっと歩いたあるいた、これが浅沢の池"(すみよし茶屋) | 
    浅沢社の池 | 
      | 
    2004 | 
  
  
    | ひとつ橋 | 
    ひとつばし | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区上住吉2〜墨江1 | 
    浅沢沼の東南にあたる.今,細江川に一つ橋の銘板をつけた橋がある.上流には竜之橋もある. 
"大歳のやしろ、ひとつ橋"(すみよし茶屋) | 
    一つ橋 | 
      | 
    2023 | 
  
  
    | 大歳神社 | 
    おおとしじんや | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区墨江1-5 | 
    大歳神を祀る.住吉境外末社.種貸社,楠珺社,浅沢社,大歳社とお詣りする,初辰めぐりの一つになる. 
"大歳のやしろ、ひとつ橋"(すみよし茶屋) | 
    大歳神社 | 
      | 
    2023 | 
  
  
    | 子安地蔵 | 
    こやすじぞう | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区墨江1-6 | 
    天台宗地蔵寺(住吉区墨江1-6)内に安置される.狭いながらも境内には,神宮寺から移した五大力堂もある. 
"慈恩寺のあと子安地蔵"(すみよし茶屋) | 
    子安地蔵 | 
      | 
    2023 | 
  
  
    | 慈恩寺 | 
    じおんじ | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区上住吉2か | 
    慈恩寺は廃絶したので,慈恩寺のあとと書かれている.住吉大社の南門を出て,東に坂を上ったあたりにあった.後醍醐天皇の愛でた車返の桜を記念して,住吉大社に碑があり,しだれ桜が植えられている. 
"慈恩寺のあと子安地蔵"(すみよし茶屋) | 
    車返しの櫻碑 | 
      | 
    2025 | 
  
  
    | 床菜庵 | 
    しょうさいあん | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区上住吉2あたり | 
    牀菜庵.一休の最晩年の隠棲地.正確な位置はわからないという.上住吉西公園(上住吉2-6)に標柱が建っている. 
"一休さんの床菜庵のあと"(すみよし茶屋) | 
    一休禅師牀菜庵跡標柱 | 
      | 
    2004 | 
  
  
    | 細井川 | 
    ほそいがわ | 
    すみよし茶屋(新和上方復刻:05) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区墨江1 | 
    噺では,住吉新地に近い細井川駅では降りず,割引切符で住吉神社前(今の住吉)で降りた.細井川に架かる御祓橋南詰には,美人が釜の湯を汲んで,長い杓に乗せて茶を出す小町茶屋があった. 
"住吉新地なら細井川まで乗る方が徳だっせ"(すみよし茶屋) | 
    細井川 | 
      | 
    2004 | 
  
  
    | 我孫子観音 | 
    あびこかんのん | 
    大阪名所 四季の夢(三一上方2:31) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区我孫子4-1 | 
    吾彦観音.観音宗総本山吾彦山大聖観音寺.聖徳太子の創建にかかり,渡来仏が本尊.浅草寺とまでは行かないが,厄除けの寺としてかなりの人気をほこる. 
"今日は年越で吾孫子の観音さんへお参詣しますね"(大阪名所 四季の夢) | 
    吾彦観音寺 | 
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    2024 | 
  
  
    | 瓜生野 | 
    うりうの | 
    歌根問(阪大上方10:2) 1件1題 (上方1件) | 
    住吉区遠里小野あたり | 
    遠里小野(おりおの)とも.菜種の名産地で,住吉大社の燈明に献上していた.もとは榛(はしばみ)の油だったという.色白の姫瓜が名産で,人の顔を描いて遊んだ(『摂陽群談』).用例は,"瓜売りが瓜売りにきて瓜売りのこし うり売り帰る瓜売りの声"のバリエーション. 
"瓜生野から瓜振売りに売りに来て振売る瓜をかぶる瓜売り"(歌根問) | 
    熊野街道 | 
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    2022 |